September 30, 2004

20年ぶりのクローン再燃。

これから、クローン病に限らず、
いろいろ関心を持った事など、このページで綴っていけたらと思う。

とりあえずは、
この夏7月1日に再燃したクローン病のことを記しておきたい。

私自身は、1983年の高校2年生の時にこの病気を診断され、4ヶ月間程入院。その後は、ステロイド系の薬を少量服用続け、うまくごまかしながら21年間過ごしてきたように思う。途中8年程前からエレンタールも治療に導入し、現在に至る。しかし、とうとうと言うか、ついにクローンを再燃させてしまったのである。

7月1日早朝、突然の腹痛が右下腹部に発生する。あまりの痛さに、部屋中横たわったまま転げ回る。横で寝ていた家族も、私の状態に驚いて起きてきた。小学校3年生の娘が、お父さんどうしたん?なにやってんの?と私をのぞき込む。さすがに普段あまり驚かない嫁さんも、すこし驚いた様子だ。今まで、クローンでこの部分が痛くなったことがなかったので、最初虫垂炎か結石を疑った。
また、突如こんな激しい痛みに襲われた事もなかったので、私自身も狼狽えてしてしまった。
「でも、よく考えたら最近おしっこみたいな便も数回あったなぁ。もし、クローンが原因の腹痛なら間違いなく入院、最悪オペもあるかも…。」
いずれにせよ、会社にいって事情説明と仕事の引継をしなければならない。
嫁さんに会社まで車で送ってもらう事にする。立って歩こうとすると下腹部が痛く、真っ直ぐ背筋を伸ばせない。前かがみで歩く。会社も丁度、人手不足の時期でほんとうに申し訳ない。冷や汗をかきながら、仕事の引継をすませて病院へ。会社の人が車で病院に送ってくれた。本当にすいません。有り難う。
結局、エコー・レントゲン・採血の検査結果は、クローンの再燃による腹痛という診断に。虫垂炎でも、結石でもなっかた。そして、外来の検査では限界があるので、入院して詳細な検査をして今後の治療方針を決めましょうということになったのである。
採血の検査数値は、CRP23、白血球もかなり多い数値14万だ。熱も39.5℃と上がってきた。それにしてもCRPが23とはちょっとびっくりである。5月の採血検査の結果が0.5と自分でも良いほうだったのでなおさらである。やはり食生活の怠慢から来た再燃だろうか?エレンタール3袋は土日以外常用していただけに残念。でも特別にクローン食とか、こだわって食べてきたわけでもない。(21年間のあいだには、治療方針などにより、いろいろ食事も変化)ここ10年は、肉系や強い油系(洋食・中華系など)の食事を避けてきたのだが…。

今回の入院では、クローン病では必須のひととおりの検査をしてもらった。いままでの自分の症状から小腸はまず病変はないということで詳しい検査はしてなかったのだが、今回は大腸と小腸のつなぎ目あたりが炎症をおこしていて小腸まで潰瘍が至っている可能性も有るとのことで小腸もX線(バリウム)検査をすることに。また、大腸は従来からのX線(バリウム)と大腸内視鏡検査。そして、おなか全体を輪切りにして観るCT検査をしてもらった。
検査の結果は、小腸と大腸のつなぎ目のところに、以前からある狭窄が悪化していてカメラが奥に入っていかなかったこと。そして大腸の上向結腸の部分が盲腸も含めてかなり変形していて、今回この部分の炎症が一番ひどく腸壁もかなり厚みがあり内部の炎症が腸壁の外側まで達していて、腹膜にふれて激しい腹痛を起こしたということだった。
また小腸にはクローンの病変は現在はなさそうだということで一安心する。やはり私は大腸型のクローン病なのだろうか。

とりあえず1週間、24時間の栄養剤の点滴で完全絶食の治療である。それと同時に抗生物質・脂肪200CCの点滴もしていただく。1週間後CRPも5.3まで落ち着いてきた。腹痛は入院当初の激しい痛みは消えたものの、依然筋肉痛のような痛みがある。そこから容態にあまり変化がみられないということで、プレドニン8錠増量での治療か新薬のレミケードでいくか。どうするか先生に選択をすすめられた。
この新薬のレミケードは試してみたい気持ちはあったのだが。効果の期間が8週以上ということしかわかっておらず、また、新薬ゆえまだあまり使用されていないために実際現場での臨床データもそろっていないようだった。考えた末、以前より治療に使用してきたプレドニンの8錠からの増量でいくことにした。

途中プレドニン5錠まで減らしてきたところで、また再燃する。完全に消えていた腹痛がまたはじまる。CRPも0.3までさがっていたが5.1まで上がった。一旦6錠に増やし様子をみることに。

そして、8週間目。プレドニンは6錠のままだが、CRPの数値が2.7まで下がってきたので退院し、外来治療に切り替わる。依然下腹部に筋肉痛のような痛みがあるのだが、CRPの減少で腹痛も消えてくれることを願う。現在プレドニン5錠、サラゾピリン4錠、エレンタール6〜5袋で治療続行中である。

12:59:42 | ka-za-ho | | TrackBacks